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神奈川県の医療情報として、最後となる今回の記事では「県内で医師として働くことに関するメリット、デメリット」についてご紹介をしていきたいと思います。
ここまで、様々な情報をお伝えしてまいりましたが、医師として働くエリアを選択する際には自身にとってどのようなメリットやデメリットがあるのか、これを把握しておかなければ良い転職に結び付けることが難しくなってしまうでしょう。今回は、メリット、デメリットを共に2点ずつ、計4点の重要なポイントについてご紹介させていただきます。

メリット① 神奈川は都内へのアクセスが良好

まず、首都圏の中で神奈川県を選ぶ医師は非常に多いという事実があります。
神奈川県に関する情報を調べてみると、確かに医師が不足しているという情報が出てきますが、これに関しては全ての点で医師が不足しているわけではないという事実も、既に皆さまがご存じの通りです。
同県内において、特に人気とされているエリアは横浜市、川崎市、そして次点として相模原市がありますが、いずれの都市も人気の理由の1つに「アクセス性が非常に良い」という点があります。

もちろん、神奈川県内は比較的全域において、都内へのアクセスそのものが良好です。
人気の都市圏を選ばずとも、都内へは容易にアクセスすることができます。
東急沿線、小田急沿線などを使えず新宿や渋谷などへも1本で抜けることができますし、JRもかなりの線が通っており、神奈川県から東京へはストレスなく移動することが可能です。
そのため、都内を勤務地としている方が、都内ではなく神奈川県内に居を構えるといったケースも決して少なくありません。
ベッドタウンとして栄えている街も数多く、都内へのアクセスが容易であるにも関わらず静かな環境で生活をすることも可能なのです。

メリット② 神奈川県は医師求人が豊富

同県は、他の都道府県に比べると医師求人が豊富であることも、転職先として選ぶことのメリットと言えます。
平たく言えば医師が不足しているという事実によるものではありますが、そもそも神奈川県は人口そのものが多いため、決して医師そのものの数が少ないわけではない、という点も留意しておきたいところです。
条件的な面では、全国と比較するとあまり状況が芳しくなとするデータもありますが、これは全てのエリアにおいて同じようなデータが出ているわけでもありません。
主要な都市圏を避ける事で、好条件の求人を見つけることも容易となります。
いずれにせよ、豊富な求人があるため「転職を成功させやすい」土壌があるという点は、大きなメリットと言えるでしょう。

デメリット① 神奈川県の医師は全国平均より労働時間が長い

同県の医師は、全国平均と比較すると労働時間が長いとするデータが出ています。
神奈川県の平均としては、所定労働時間が160.5時間/月となっており、超過労働時間は21.5時間/月と算出されています。
一方、全国平均では所定労働時間162.5時間/月、超過労働時間12.5時間/月となっており、神奈川県の方が残業や休日出勤などによる時間超過が多く、少し厳しい状況にあることが分かります。

デメリット② 神奈川県の医師は全国平均より年収が低い」

また、同県の医師は全国の平均値からみると年収が少し低いとするデメリットもみられます。
神奈川県の平均では1159万円の年収となっており、全国では1191万円となっているため、全国と比較してみると、やや労働時間が長く、平均年収が少し低いという点はデメリットと言えるでしょう。
しかし、差としてはそれほど大きなものとは言えず、労働環境如何によって覆る範囲内であることは間違いありません。

神奈川県内で働きたい医師の方は数多くいらっしゃいますが、実際には色々な求人情報をみていても、イマイチピンと来ないと言われる方も沢山いらっしゃると思います。
そこで、今回は県内での勤務を検討している医師のみなさまに、県内の病院事情などを含めた情報をお伝えするために、代表的とも言える病院を3つほどご紹介したいと思います。
いずれも、県内の学会に対して強い病院、県内では大人気の横浜市内でお勧めの病院、県内で最も歴史ある病院と、特徴のある施設ばかりです。
ぜひ一度ご覧いただき、県内の病院事情についてお知り頂ければと思います。

神奈川県内の学会に強い病院【国立病院機構 神奈川病院】

国立病院機構 神奈川病院は、県内の学会に強い病院として知られています。
数々の学会認定研修施設ともなっており、日本呼吸器学会、日本アレルギー学会、日本外科学会などを始めとする約15学会の名前が、公式サイトにも掲載されています。
また、地域医療機関との連携を以前より推進してきており、平成21年より地域医療支援病院としても認定がなされています。
つまり、地域医療の第一線を担うかかりつけ医を支援していく役割も担っているということです。
県内には数多く魅力的な病院がありますが、自身の要望とマッチすれば、非常にお勧めの病院と言えます。


引用:Wikipediaより

横浜市内で働きたい医師におすすめ【横浜市立みなと赤十字病院】

横浜市内での勤務を考えているのなら、横浜市立みなと赤十字病院がお勧めです。
2005年に開院したまだ新しい病医院ではありますが、日本赤十字社が指定管理者として運営を行っています。
この病院では、特に救急に関するニーズが高く、処理の早さや対応のスピーディさには定評があります。
救急で症例を積んでいきたい、様々なバックグラウンド持つ方々と関わっていきたいと考えるのなら、とてもお勧めです。


引用:Wikipediaより

神奈川県内で歴史のある病院といえば【済生会神奈川県病院】

最後にご紹介したいのは、県内でも非常に歴史ある病院である、横浜市神奈川区にある済生会神奈川県病院です。
ここは、恩賜財団済生会による開設第1号病院として知られており、公的な医療遺憾としては今も歴史を重ねているところです。
以前は急性期医療施設として中心的な役割を担っていましたが、現在は回復期リハビリテーションを中心にした施設へと運営の方向を変えています。


引用:Wikipediaより

神奈川県内で勤務することを検討している医師の皆さんにとって、自身が勤める先となるエリアの選定や、診療科目の選定などは、とても重要なポジションであり、安易に決める事ができず難しい思いを抱えてらっしゃる方も決して少なくないと思います。
エリアによって様々な需要は変わってしまいますので、結論から言えば待遇や入る時の難易度がかなり変化してしまうと考えてもいいでしょう。
そこで、今回は同県内においてエリア毎の特徴などを大まかにではありますが、少しお伝えしたいと思います。

相模原市のような中核都市では、内科系、精神科系医師の人気が高い

神奈川県と言えば首都圏近郊の方は横浜や川崎などの大都市を真っ先に挙げるものですが、県内にはその他にも医師が勤めるにあたり魅力的な都市もあります。
神奈川県の場合は、その代表となるのが相模原市と言えるでしょう。
横浜、川崎に次ぐ中核都市として名高い相模原市は、小田急線なども通っており、都内へのアクセスも比較的良いことから、これから更に人口増が期待されているエリアでもあります。

このような中核都市と言える場所では、医療に対する需要も大きく、また、住まれている方の年齢層も幅広いため、全般的に医師の需要が見込めるわけですが、中でも「内科、精神科」の医師は人気が高い傾向があると言えます。
それに加え、同県では特に内科、精神科系の医師不足が挙げられているというポイントもあります。
比較的住みやすい街と言われ、都内近郊へのアクセスが良好ということで、内科、精神科系医師の方には特にお勧めのエリアと覚えておいて頂ければと思います。

横浜市や川崎市などの大都市では、第一線で活躍できる医師が求められる

一方。横浜市や川崎市など、いわゆる大都市と呼ばれるエリアでは、基本的に医師の需要が決して高いわけではありません。
基本的には医療資源、医師自体も集中しているため、全体の医師数のみで考えてみた場合にはある程度需要を満足させていると言えます。
しかし、診療科目ごとで見てみますと、やはり医師が不足している科目などがあります。
このような大都市圏、特に同県の場合には内科、小児科、産婦人科において人材が不足しているため、いわゆる“第一線で活躍できる医師”が求められていると言えるでしょう。

神奈川県内で給与を上げたい医師は、都市圏から離れた場所で働くのがおすすめ

上記のような事情がある神奈川県ですが、同県の勤務を希望しており、給与を含む待遇面の改善を狙いたい医師のみなさんには、横浜、川崎、相模原といった都市圏を狙うよりも、まずは都市圏から離れたエリアを狙うことをお勧めします。
湖南西部、東部、県央、県西など、少々アクセスが不便なエリアもありますが、医師そのものの需要が高く、この辺りのエリアであれば、破格の好条件での勤務も可能です。

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